広汎性発達障害の息子の育児体験記

1歳半健診で発達の遅れを指摘され、その後4歳で広汎性発達障害と診断された息子の育児体験談を公開しています。

言葉の遅れがある息子に対する声かけ

息子は2歳ぐらいまで、ほとんど意味のある単語を話しませんでした(2歳直前に物を渡す時に「はい」と言ってたぐらい)

 

よく言葉の遅い子で“2歳過ぎ頃に爆発したりする”なんて話がありますが、これを聞いて息子にも言葉の爆発が来るんじゃないか?と期待したりもしました。

 

でも、2歳過ぎて「ワンワン」など意味のある単語がポツポツ出てきたものの“爆発”というのとは程遠く……

 

言葉の遅い子には絵本を読んであげると良いとも聞きましたが、勝手にパラパラとページをめくっちゃうし、とてもじゃないけど絵本をゆっくり読んであげられる状態じゃない(-_-;)


そこで、私がやってみたのが声かけ。

 

もちろんそれまでも声かけはしていたのですが、息子が興味を持った物以外にも私が何か気付いたら指を差して、その物に注目をさせて色々話しかけてみました。

 

「あっ!ワンワンいるよ。かわいいね」

「お花が咲いてるよ。きれいだね」

「飛行機飛んでるよ。かっこいいね」

 

など、とにかく今まで以上に私が目に付いたものを喋りまくりました。


それが良かったのかわかりませんが、2歳半頃になって発音は悪いものの、だいぶ単語が増えてきたな~と実感。

 

お絵描きをする時には、

 

「りんごを描くね。りんごは赤いから赤い色鉛筆で描こう~♪」

 

などと、ひとりごとみたいな感じで私が声に出して絵を描いていたら、息子が茶色の色鉛筆を持って「お茶!」と言うので

 

「そうだね。お茶(麦茶)は茶色だね」

 

と話しかけて、コップにお茶が入っている絵を描いてみたり。

 

このやり取りで、物には色があると認識できたのか色の名前も一緒に覚えていきました。


息子の場合、2歳半頃が言葉が増える時期だったのかもしれませんが、もっと小さい頃(赤ちゃんの頃)からたくさん話しかけてあげればよかったな…と、ちょっと後悔。

 

この経験から、声かけってすごく大事なんだなと実感しました。