広汎性発達障害の息子の育児体験記

1歳半健診で発達の遅れを指摘され、その後4歳で広汎性発達障害と診断された息子の育児体験談を公開しています。

パニックになった時の対処方法

発達障害児のパニックと一言でいっても、パニックになった時の言動や行動はその子によって様々です。

 

うちの息子の場合、パニックになって大暴れってことはないのですが、例えば工作をしていて上手くできずに作っている物を思いっきり放り投げたり…なんてことがよくありました。

 

正直、私から見れば「できないからって物を投げるな!」って感じですが、このようなことを子どもに言ってしまうと、いつまでもイライラしっぱなしだし泣き続けるんですよね。


では、こんな時どういう対応をすればいいのか?というと

 

子どもの気持ちを理解してあげる

 

です。

 

例で出した、物を放り投げた場合ですと「ちょっと難しかったかな?ゆっくりやればできるよ。一緒にやってみようか?」というような感じで声をかけたり。


この話を療育センターの心理士に話したら、良い対応方法だと言われました。

 

このように対応すると子どもも「自分のことをわかってくれてる」と感じるようです。

 

実際、うちはこの対応方法を取るようになってからイライラが早く治まるようになりました。

 

でも、これって息子が中学生になった現在、一時的な対処方法だよな…と私は思ってます。

 

発達障害の子は繰り返しで学んでいくことも多いですが、中学生になっても怒りを爆発させることがあるんですよね。

 

最近はなだめてもあまり効果がなく、なだめるよりも他の楽しい話題に切り替えた方が怒りが早くおさまります。

 

怒りを爆発させるたびに、まわりの人が嫌な思いをするからもう少し抑えようねと話していますが、果たしてこれでいいのだろうかと悩んでます。

 

息子本人に聞いたところ、怒りが我慢できないとか……

 

中学生ということで反抗期が重なってる部分もあるような気もするのですが、もう少し成長して怒りをおさえられるようになってくれたらな…と思ってます。