広汎性発達障害の息子の育児体験記

1歳半健診で発達の遅れを指摘され、その後4歳で広汎性発達障害と診断された息子の育児体験談を公開しています。

広汎性発達障害とは?

広汎性発達障害とは、発達に凸凹(得意なことと苦手なことの差が激しい)がある障害で、主な特徴に社会性やコミュニケーション能力の低さが見られます。

 

自閉症アスペルガー症候群などが、この広汎性発達障害の中に含まれます。

 

うちの息子の場合は言葉の遅れがあったので、1歳半健診で指摘されて3歳前まで様子見となりました。

 

単語が出始めたのは2歳前ぐらいで、2語文は3歳前ぐらい。

 

「言葉は遅くても理解力があれば大丈夫」などと言われることもありますが、息子の場合は1歳半頃には簡単な指示であればわかってる様子でした。

 

例)「テレビのリモコン取って」と言うと持ってきてくれるなど

 

ただ、成長するにつれて私が言うことに対して不思議そうな顔をしたり、指示が通りにくいなぁと感じるようになりました(簡単な指示以外は理解してないという感じでしょうか)

 

あと、うちは息子しか子供がいないので健常児がどんな様子かわからないので、もしかしたら健常の子はもっと指示が通ったりするのかな?と思ったりもします。

 

実際、健常の子もいるママに話を聞いたところ、理解力が全然違うと言っていたので。

 

また、同じ広汎性発達障害でもアスペルガー症候群の場合は、言葉の遅れは見られずよく話すそうですが、一方的に喋ったり相手の気持ちが読み取れず対人関係でトラブルになることが多いようです。

 

自閉症は知的な遅れも見られることが多いのに対し、アスペルガー症候群は知的な遅れはほとんど見られません。

※この場合の知的な遅れとは、IQ(DQ)が70以下のこと

 

また、知的に遅れのない高機能自閉症というのもありますが、アスペルガー症候群との違いは言葉の発達が早いか遅いかで診断が分かれるのかなぁと私は思ってます。

 

言葉が遅い早い、知的な遅れがあるないと様々ですが、広汎性発達障害に共通して言えるのは対人関係での困難さがあるということです。

 

そこで、コミュニケーションも含め社会生活を送る上で困難さを少しでも改善できるように早期療育が重要と言われています。

 

発達障害は生まれつきの障害で、病気ではないので治ることはありません。

 

ですが、小さいうちから療育を行うことで、将来社会に出て健常者と変わらない生活を送れるぐらいまで改善することが出来る人もいると言われています。

 

※この記事は私が個人的に勉強したことと育児経験を元に書いています。